もりたのおもしろいものたち。

MVを見る男。Mint Royale 「Blue Song」

 

 

(見る前)

  ベイビー・ドライバー

 

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 あの超おもしろ映画ベイビー・ドライバーの監督であるエドガー・ライトがディレクターを務めたのがこの作品。ベイビー・ドライバーは音と映像が調和しているのが大好きな人にはたまらない映画なのでぜひ見て欲しい。オープニングが特にたまらない。その部分を見るためだけに、たまに見直すくらい。そんなベイビー・ドライバーを見たことがある方なら、このMVの冒頭のシーンで少しだけニヤつくかもしれない。ベイビー・ドライバーの始まりとよく似ている。強盗達の運転手である主人公は音楽を聴きながら彼らの帰りを待つ。そのシーンが2つともに存在する。

 

 それもそのはず、このMVこそがベイビー・ドライバーの前身だからだ。この映像で自分がしたいことが評価されることがわかった彼は、よりダイナミックにした表現で映画を制作した。それこそがベイビー・ドライバー。彼がしたかったこととは、勿論映像と音楽のシンクロだろう。音ハメだ。そんな音ハメを高次元に連続的に行う。そうした試みがこの作品で行われている。そういった作品は好きだ。何より、車のなかでキレッキレのダンスを俺も踊りたい。