MVを見る男。日食なつこ「水流のロック」
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Twitterかなにかで誰かが呟いていたアーティスト。なので、本当に初見で聴いた。
ピアノとドラム。その2つだけ。それなのに、この音楽がここまで力強く聴こえるのはどうしてだろうか。それこそが彼女が、日食なつこが持つ力なのかもしれない。バンドに出来ないことをピアノに詰め込んだと話している彼女は、ドラム以外全てをピアノが担当する、という調べててある意味狂気かよと思うような音楽を作り上げている。
もはや、MVさえも静まり返っていて、演奏を様々な角度から映すというほとんどスタンダードに落ち着いている。ある意味、彼女の音楽を勢いを少しでも削がないように気を使っているようにさえ感じる。そこまで言えるくらい、この曲には勢いがある。最初に聴いたときは、最後の最後まで圧倒された。あと、最後のサビだけ歌詞付け足すのオシャレすぎて「ぐうおお」みたいな声出た。
「ぐうおお」みたいな声。