漢字変換するたびにストーリーが生まれて、先に進めない。
こんにちは、もりたです。
今この文章をスマホで打ち込んでいるんですが、やっぱり便利だなーと思います。手で書くよりも早い早い。変換という機能の素晴らしさ。はやい、やすい、うまい。じゃないけれどはやい、書き間違えない、しんどくない。語呂はめちゃくちゃ悪いけど、利便性が高いことがわかってもらえるはず。書いた方が覚えやすいとか、データが消えたら終わりとかそんな点はあると思うんですが、やっぱりこれからの時代はもうキーボードで打ち込んで、融合変身させるのが主流になってくるはずでしょう。
融合変身って何?ってなったと思うんですが、僕、漢字に変換するあの瞬間がたまらなく大好きなんですよ。答えになってないですね。例を示します。例えば「機械」って漢字がありますよね。これを打ち込みでやると、まずは「きかい」って平仮名をローマ字で打ち込んで、そこで変換するじゃないですか。これ、冷静に考えてもクール過ぎませんか?「き」と「か」と「い」。この3つの平仮名達が融合して、トランスフォームすることで未知なる漢字である「機械」になるんですよ。仮面ライダーなら「fusion...」ってセクシーな声で言ってるはず。しかも、しかもですよ。「きかい」なら「機械」と「機会」で2パターンあるじゃないですか。つまり。
き か い
fusion...
ギュインギュインギュイーーン
choose your form...
→機械
機会
OK.machine form structure!!
ジャキィーーーン!!
ドンッッッ!!!
機械
エクスタシー。
これですよ、これ。めちゃくちゃ興奮しませんか。文字でこんだけ興奮するんだから、誰かこれの動画作ってくれよ。10000円くらい出すから。先着1名で。この動作が毎回毎回行われてるんですよ、ただ文章を作っているだけなのに。かっこよすぎ。この為だけに日本人に生まれてよかったって思えるくらい。皆さんもそうでしょう?
こうして考えていくと、ストーリーが生まれていくんですよね。
「う」と「つ」って打つとか撃つとか色々融合できるじゃないですか。これ、僕にしかわかんないと思うんですが「打つ」は初級なんですよ。「撃つ」は上級なんです。「う」と「つ」は小さい頃からの幼馴染なんですが、「う」は変身が超得意で「打つ」にも「撃つ」にも変換できるんです。ただ「つ」は変身できなくてか弱い存在なんで、「う」はいつも一人で戦っているんです。ここは俺に任せて後ろに下がってな、とか言ったりして、「つ」はいつも守られる存在なんです。でもね、とうとう「撃つ」でも勝てない存在に出会ってしまうんです。そりゃあ、「撃つ」で勝てないなんてのはなかなか稀で相手が強者であることがわかりますよね。
そんな時に、「う」はお前だけでも逃げろなんて言うんですよ。「う」はひとりで変身しているから。「つ」は逃げることもできるんです。でもね、そこで、「つ」は逃げないんです。ふたりで融合しようって。守られてばかりじゃなくて、あなたと一緒に戦いたいって。「う」は気付くんです。自分だけが戦うこと。それが優しさではなく、傲慢だってことに。共に歩みを進める。それこそが優しさなんじゃないかって。
その瞬間に、「う」と「つ」の線がまばゆく輝き始めるんです。
そう、最強の漢字へと彼らはいま、進化を遂げるんです!!!
う つ
fusion...
ギュインギュインギュイーーン
choose your form...
打つ
討つ
射つ
撃つ
→???
OK. ultimate form full drive!!
ジャキィーーーン!!
ドンッッッ!!!
鬱
強いからって、嫌な漢字になるな。
こちらからは以上です。
ありがとうございました。
この記事が掲載されるとともに、25歳になりました。
自分何やってんだろ。