もりたのおもしろいものたち。

MVを見る男。half・alive「still feel.」

 

(聴く前)

 

 youtubeのおすすめに入ってきたけど、全然聴いたことないわ。どこのアーティストかもわからない。ただ色合いからビンビン漂ってくるこのおしゃれさ。とりあえず、聴いてみよう。

 

www.youtube.com

 

 ありがとうございました。2019年で今のところ、僕が見てきた中では一番おしゃれなMVだと思うわ。去年に聴いてたら、余裕で2018年俺的グランプリあげちゃうくらいよ、これ。このアーティストのhalf・aliveって何者なんよ。調べてもなんも出てこん。2016年にアメリカで結成されたバンドだって。あとは英語のページしか存在しなかったからTOEIC220点の僕に英語の海を渡ることは不可能でした。まぁ、いいものはいいものなので。気になる人は調べてね。まだ見ぬhalf・aliveは君の目で確かめるんだ!!

 

 ボーカルクッッッッソイケメンってところから先手取られる。初手王手。静かな最初から3人集まってから背筋ピン!!が最高に面白いし、そこから始まるコミカルなダンスはすごく素敵。ワンテイクで撮ったかのように見えるぐいぐい繋がるカメラワーク。早着替えの部分とか。見てるこっちに澱みを感じさせない。そして、照明。

 

 この照明な!!!!!!ライトがこのMVの良さを引き立てまくってる。オレンジからパープル、またオレンジに戻って、白。変わる瞬間も完璧だし、もはや照明が変わる瞬間見るためにこのMV見てる感覚あるわ。特に、白色に戻る瞬間がたまんない。見てもらったらわかると思う。最高潮とともに、普通のライトに戻るんだよ。

 

 このMVって見てて、オシャレに仕上げられているけどなんか違和感があるんだよ。ここからは個人的な推察なんだけど、照明がオレンジ色の時のダンスって機械よりな気がする。popin johnとか。ロボットダンス。そんでもって、パープルの時は生き物みたいな踊り。虫とか生物とか。そういう躍動的な感覚。暖色なのに、機械的なダンス。冷色なのに、生物的なダンス。この辺が違和感の理由じゃないんかなと思ってて。

 

 そういう違和感のフィルターをぶっ壊した瞬間に、最高潮の曲が押し寄せる。

 

 ここで僕は鳥肌立ちました。

 

 そういうのを抜きにしたら、2分3秒のパッってしてるところが好きです。