もりたのおもしろいものたち。

8月14日「涙のふるさと」(あるいは、オカンの話)

 

 どうも、もりたです。

 

 糸井重里さんが言っていた。文章を上手くするためには、毎日書くことだと。じゃあ書いてみますかなんて気持ちで書き始めたのが事の次第。以前毎日更新なんてのを宣言した挙句、不定期となり、終いには更新しなくなった前科がある僕なのだが、その時は文章が面白くないからなんて理由で更新が疎かになっていた。面白くないから書かない。書かないからもっと面白くなくなる。つまりは負の連鎖。このままだと爆発霧散して消えてしまう未来しか見えなくなったので、僕はまた書き始めることにする。

 

 と言っても、多くはその日思ったことや思い出したことを書くだけだ。それだけではなんか寂しいので1曲おすすめだけはしとく。

 

 リハビリがてらに、今日は母親について話そうと思う。

 

 なぜかといえば、両親が家にいないからである。ブイブイ帰省している。僕だけ残された。実家暮らしなので、こういう時に母のありがたみがわかる。おいしくないペペロンチーノを、おいしくないのに250グラム作ってしまい、悲しみとともに食した。オカンの味イズ最強。そんな母親だが、この息子をこのように育ててきたわけだからそりゃもう天然である。シャンプーがなくなったのに、リンスの詰め替え用を買ってくるのは2年ぶり4回目とかなわけ。甲子園常連校じゃねえか。小さい頃に映画館に連れていってくれるはずがエレベーターが着いたらスポーツジムだったこともある。天性の方向音痴。

 

 そんな母親の印象的なエピソードが、バンプオブチキンである。そりゃ僕も高校生の頃はバンプオブチキンばっかり聴いていた。今も聴くけど。そんな僕がバンプのCDを買った。5作目「orbital period」だ。これのflybyってめちゃくちゃいい曲ですよね。部屋でずっと聴いていた。すると、母親がドアを開けて、「何聴いてんの?」なんて興味津々に尋ねてくる。勿論、母親がバンプを知っているわけがない。それに、加えて思春期のステレオタイプみたいなだった僕は「バンプオブチキン」と早口で言ったのを覚えている。ふんふん、と謎の頷きを見せた母親を僕はそれよりも鮮明に覚えている。

 

 次の日、夕食を食べていると母親が興奮しながらこう言った。

 

「テレビで流れてたよあんたが買ってたあの」

 

 

「チキンオブバンバン!!!」

 

 

 そんなバンバンジーの英語版みたいな名前じゃないです。

 

 

 それでは聴いてください。

 その時流れていた12thシングル。

 

 BUMP OF CHICKEN

 

 涙のふるさと!!

 

 

涙のふるさと

涙のふるさと

  • provided courtesy of iTunes

 

 

 こんな感じでいいですか?

 

 こちらからは以上です。

 ありがとうございました。