新社会人も新大学生も必見! 童謡「あんたがたどこさ」で学ぶ会社や合コンにおける会話でやってはいけないこと。
どうも、もりたです。
みなさんは童謡の「あんたがたさどこさ」というものをご存知でしょうか。僕は幼い頃に聴いたことがあり、なんか2人で遊んでいた記憶があります。もう最近の若い子は知らないかもしれないと思うと、少しだけ寂しくなりますね。そんな昔懐かし「あんたがたどこさ」ですが、奥が深い。この歌だけでコミュニケーションのやってはいけないことがなんなのかわかりますよね。とりあえず、歌詞をごらんください。
あんたがたどこさ(あなたはどこの人ですか?)
肥後さ(肥後です)
肥後どこさ(肥後のどこですか?)
熊本さ(熊本です)
熊本どこさ(熊本のどこですか?)
それを猟師が鉄砲で撃ってさ(そいつを猟師が撃って)
煮てさ 焼いてさ 食ってさ(煮て、焼いて、食べたんだけど)
それを木の葉でちょいとかぶせ(その骨をこの葉で隠しましたとさ)
はい。もちろん、わかりますね。3つもありましたね。万が一にもわからない人のために、もっとわかりやすくしてみましょう。
A「あんたがたどこさ(あなたはどこの人ですか?)」
B「肥後さ(肥後です)」
A「肥後どこさ(肥後のどこですか?)」
B「熊本さ(熊本です)」
A「熊本どこさ(熊本のどこですか?)」
B「それを猟師が鉄砲で撃ってさ(そいつを猟師が撃って)」
B「煮てさ 焼いてさ 食ってさ(煮て、焼いて、食べたんだけど)」
B「それを木の葉でちょいとかぶせ(その骨をこの葉で隠しましたとさ)」
こうしてみると、Bのやばい奴感がわかると思います。
それでは説明していきましょう。
・質問は曖昧にしてはいけない。
・質問の裏を考えずに、バカ正直に答えない。
最初にAが「あんたがたどこさ(あなたはどこの人ですか?)」と聞いているのに対してのアンサーが「肥後さ(肥後です)」ですね。ここまでは正しいかもしれません。その後に、Aは「肥後どこさ(肥後のどこですか?)」と尋ねて、「熊本さ(熊本です)」と答え、Aが「熊本どこさ(熊本のどこですか?)」またさらに、Bが「船場さ(船場です)」と答えます。このまどろっこしい会話はなんでしょうか。聞かされているこちらでもイライラしますね。これを現代の上司と部下の会話に置き換えてみましょう。
上司「あの会議いつだっけ」
部下「28日です」
上司「28日のいつだっけ」
部下「昼です」
上司「昼の何時だっけ」
部下「1時からです」
このイライラわかりますよね。しかし、この点に関しては上司も部下もお互い悪いのかもしれません。上司が「あの会議、何日の何時からだっけ?」としっかりと質問していれば。または部下が最初の返事の際に「28日の13時から」と返せていたのならば。このような不毛な会話も避けれたかもしれません。その為にも、繰り返すように言いますが、質問は曖昧にしてはいけない。質問の裏を考えずに、バカ正直に答えない。この2つは忘れてはいけません。ちなみに、28日の13時は僕が美容院を予約している時間です。これも覚えておいてください。
・聞かれてもいないことを話さない。
こちらの部分ですね。先ほどまでのターン制だった会話が嘘のようにここからめくるめくBの喋りが始まります。これではいけませんね。いけません。誰も船場について聞いてなかったですよね。これを合コンに置き換えてみましょう。
A「Bさんの趣味ってなんですか?」
B「最近は油と酢に分離させたマヨネーズを振りまくって、また元のマヨネーズに戻すのにハマっています」
B「マヨネーズは凍らせてから自然解凍すると、分離されて酢と油の2層になるんだけどね。それをまた思いっきり振る。そしたら、戻るの、マヨネーズに」
これではいけませんね。
まずこんな見るからに変なヤツは気をつけましょう。多分Youtuberです。話が逸れましたが、こういう会話の際に求められているものは自分が興味のあるものです。合コンなどで初対面の2人がお互いに探り合っているときに、興味のないものをつらつらと話されるのはなかなか辛いもの。そんな無関心の人をどっぷり引き込めるというコミュニケーションにかなり自信のある方以外は避けましょう。そういう話は親密度があがってからが吉。合コンでいうと、後日2人きりで遊ぶなどといった場合です。僕、合コン行ったことないけどな。もう一度言いますが、聞かれてもいないことを話さない。これが大事です。美容院の予約時間なんていうどうでもいい情報は聞かれてもない限り、絶対言ってはいけません。
・知らない人の話を急にするな。
B「それを猟師が鉄砲で撃ってさ(そいつを猟師が撃って)」
B「煮てさ 焼いてさ 食ってさ(煮て、焼いて、食べたんだけど)」
B「それを木の葉でちょいとかぶせ(その骨をこの葉で隠しましたとさ)」
急に猟師の話をするな。
誰も聞いていない船場山に狸がいることを伝えることでは飽き足らず、猟師がいて、そいつが狸を食べてしまう話までしてしまうこの始末。なんだコイツ。ラップみたいに韻を踏んだら許されると思うなよ。急過ぎて、説明役の仙人みたいなお爺さんが横から出てきたかと思った。
A「熊本どこさ(熊本のどこですか?)」
老人「それを猟師が鉄砲で撃ってさ(そいつを猟師がぱんと撃ちまして)」
老人「煮てさ 焼いてさ 食ってさ(煮るなり焼くなりして食べますと)」
老人「それを木の葉でちょいとかぶせ(その骨をこの葉で隠してしまったんじゃホッホッホッホッ)」
こうかと思った。だとしたら、急に会話に混じって説明してくるな。そして、船場山に古くから言い伝えられている伝説かと思わせておいて猟師の話をするな。誰が聞きたいんですかこの猟師の話。猟師もネタにされてかわいそう。しかも特に得る教訓はない。すっげぇ!後片付けが面倒だからって葉っぱで隠しやがった!!とかそんな風に思える人いたらそっちで記事書くわ。タイトルも「あんたがたどこさ」で学ぶ葉っぱを使ったお片付けにするわ。この話をしたのがBにしても老人にしても、言えることは1つ。全然知らない人の面白くも為にもならない話をしてはいけません。
それでは、これも合コンだったらにしてみましょう。
A「B君って大阪の梅田出身なんだ~」
B「そう梅田。それでな、梅田に高橋ってやつが住んでんやけど。そいつがな、手先が器用でマリオカートうまいねん。ドリフトすごいねん」
こんな奴いる??
いたらびっくりするけどいるの??
これは極端にしすぎましたが、要は聞いてる人が知らない人のどうでもいい話をするなということです。こればっかりは言わなくても、みなさん心でわかってるはずです。それすらこのBは、はたまた、老人はできていないのです。もう一度はっきりと言います。
急に猟師の話をするな。(知らない人のどうでもいい話をしてはいけません)
以上で、童謡「あんたがたどこさ」で学ぶ会社や合コンにおける会話でやってはいけないこと。は終わりです。よくよく考えれば当たり前のことばかりですが、ついついやってしまうこともあるのではないでしょうか。大事なことは聴く側の立場になることかもしれませんね。最後に、少しだけいいことを言ったから上の長い上にアホな文章の罪を清算できたのでは????
こちらからは本当に以上です。
ありがとうございました。