もりたのおもしろいものたち。

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平日毎日更新ブログ。音楽と広告とおもしろいものと、しょーもない雑記のはなし。

映画「ジャッジ!」がちょっとだけ面白くなるお話。

 

 どうも、もりたです。

 奥田民生になりたいボーイになりたい妻夫木聡になりたいボーイのもりたです。奥田民生になりたいボーイと出会うものすべて狂わせるガールがそろそろ公開なのですが、まず主演の水原希子さんが大好きでこの映画の監督である大根仁さんは女の子を可愛く撮るのが本業なの?と思うくらいの手腕なので、僕としては「こらぁもう見るしかないで」的な関西人が脳内で語りかけてくるくらいには気になっている作品です。そして、主演奥田民生になりたいボーイを演ずるは妻夫木聡さん。なんか好き。恋しちゃいそう。そんな妻夫木聡さんが主演する映画で、僕が一番好きな映画が1つあります。

 

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 そう、「ジャッジ!」

 

 妻夫木聡さんと北川景子さんが主演のこの映画。広告祭という、世界的には有名なのだけれど日本ではあまり知られていないものへとスポットライトを当てた作品。この映画、伏線がしっかりしていて序盤のシーンのほとんどが終盤に生きてくるというユニクロ店員もびっくりな風呂敷のたたみっぷり。そして、北川景子さんの可愛さ綺麗さ美しさ。なんなの。広告代理店に入ったら、北川景子とお付き合いできるの?そういえば、DAIGOと結婚してました。お似合いだからなんも言えなウィッシュ。ラストシーンの締め方も好みで、リリーフランキーがいい味出してる。5回目のこれを見る前に「凶悪」っていう映画を見てしまったんですが、順番を間違えたことだけはわかりました。そして、テーマ曲はサカナクションの「アイデンティティ」。とどのつまり、最高。

 

 そんな映画のあらすじは、冴えない広告プランナーの妻夫木聡はひょんなことから有名なサンタモニカ広告祭の審査員に参加することに。しぶしぶついて来てもらった北川景子とともにやってきた審査会場に渦巻くものは、自分の作品を入賞させようとする他国の審査員たちの計略。そんななか告げられたのは、自社のクソつまんないCMを入賞させなければ自分はクビだということ。果たして、妻夫木聡の運命は。そして、栄えあるグランプリに輝いた作品はーーーー。

 

 と、まぁこんな感じです。ここから先はそんな「ジャッジ!」が少しだけより面白くなるような知識をお伝えしたいと思います。

 

 もちろん、ネタバレ注意です。

 

 

 

 

 

 見ていただいた方が多いと思いますが、やっぱりジャッジ!って最高ですよね。本当に何度も何度も見ています。そんなジャッジ!ですが、脚本を手がけているのは電通澤本嘉光さん。有名な作品をいくつも手がけている著名なクリエイターです。「そうして私たちはプールに金魚を、」の長久允さんもですが、電通のクリエイターってなんか映画撮ってること多くないですか。そして、監督は大手映像制作会社AOIProに務める永井聡さん。広告代理店と映像制作会社の2人がタッグを組んで、制作された映画なんです。それは審査会の裏側も知ってるよね。現通ってどう考えても電通文字ったよね。

 

 そんな実際広告に携わる人たちによって制作されたこの映画。審査会の裏側をコミカルに表現したっていうこともとても面白い。だけど、そんなエンターテインメントでありながらもこの映画の主題は、伝えたかったことは、ずっと主人公である太田喜一郎が一貫して言っていたことなんだと思います。もりたの広告のお話という好きな広告についてただただ語るっていう記事を書いているんですが、そのネタを考えているときにふと「ジャッジ!」を思い出しました。

 

 予選で落とされた鈴木京香さん演じる木沢はるかが制作したTOYOTAの「humanity」

 

www.youtube.com

 

 車の部品すべてが人間になっているあれ。絶対に映画を見る前にどっかで見たことあると思ってたんです。あんな奇妙で独特でめちゃくちゃ面白いCM一目見たら覚えてしまいますしね。で、調べたらあったんです。実際に制作されていた広告なんですよ。なんならサンタモニカ広告祭のモチーフになっている世界最大と言っても過言でもないカンヌ国際広告祭で受賞していた作品でした。

 

 

 制作が博報堂

 

 

 博報堂なんですよ。ほんとに。僕、これを知ったときなんだか鳥肌が立ったのを覚えています。だって、映画の脚本を手がけたのが電通の社員なのにその映画でグランプリを獲っている作品が実際に昔放送されていて、さらには博報堂制作ってありえなくないですか。電通博報堂といえば、日本の広告業界で1位と2位という明らかな競争相手じゃないですか。そんなライバル会社のCMを、いいと褒めている。ここでずっとずっと主人公が言っていたことを思い出しました。

 

「いいものに、いいものと言おう」

 

 どんなライバル会社の作品でも本当にいいものだったら賛辞の言葉を贈ろう。私たちはプロなんだから、会社などのいろんなしがらみを忘れて、ただ自分がいいと思ったものを褒めよう。そういう広告業界へのメッセージだったのではないでしょうか。ただただ一番広告に熱意のあった主人公だけがその思いを言葉にし続けていました。それでも、あの審査会にいた全員は最初はそんな想いを胸に、広告業界を目指してきたのではないでしょうか。副審査委員長のギルが、最後に取り戻したのはその情熱だったのだと僕は思っています。

 

 

 いかがでしたでしょうか。

 ちょっとだけでもジャッジ!を次に見るときに面白さが増えていたら幸いです。

 

 僕は妻夫木聡になる方法を探してきます。